NISA貧乏と明日のパンツ|仮面ライダーオーズに学ぶ欲望との付き合い方

こんにちは。
ご覧の通り、新NISAに熱を上げるばかり、日常生活のキャッシュフローがめちゃくちゃなうずきです。

今回は、自分の中にある欲望との上手な付き合い方を考えてみたいと思います。

私が好きな映像作品の中に「仮面ライダーオーズ」という特撮ドラマがあります。
2010年の放映当時は作品に触れていなかったのですが、大人になってから「欲望」という作品のテーマにふと興味が湧き、観ることにしました。

まずは、作品の大まかなあらすじをお伝えします。
欲望を持たない主人公・火野映司が、片腕だけの怪人アンクと出会い、欲望を糧に動く怪人「グリード」と戦う中で、自分が本当に欲しいものに気づいていくという物語です。

映司には「ちょっとの小銭と明日のパンツさえあれば大丈夫」という、欲望にまみれた現代社会ではかなり異端と感じられるモットーがあります。
ストーリー開始直後の彼には、本当に何も欲しいものがないのです。

しかし前述の通り、映司は本当に自分が欲しいものを戦いの中で見つけます。それは「どこまでも届く大きな手」です。
彼は「困っているならどんな人でも救いたい」という、ヒーローになるべくしてなったと言っても過言ではない、素晴らしい欲望を持っています。

一方、敵役の怪人であるグリードたちは、やりたい放題やっていきます。人間が持つ様々な欲望をコインに変換し、そのコインを得て強くなり、自分の望みを実現しようとするのです。
その姿は清々しいほどに自己中心的で、見ていて気持ちよくさえあります。

映司とグリードはどちらも「自分の欲望を叶えたい」という共通の目的があり、そのために何度もぶつかることになります。
その長い長い戦いの中で問われるのは「欲望をどう扱うか」であり、「欲望を持つこと」そのものは決して否定されません。

作品全体に通底するテーマとして
「誰にでも欲望は必ずあり、それはごく自然なことである」
「欲望と向き合い、どう行動するかによって、正義にも悪にもなりうる」
という思想があります。

現代には様々な欲望があふれています。
私や読者の皆さんが投資をするのも、単純に切り捨てれば「お金が欲しいから」です。
そして、その欲望自体は肯定されて然るべきだと私は思います。

問題は「お金が欲しい」ならば、次にどうするか、です。
多くの人々は、真面目に働いてお金を稼ごうとするでしょう。資本主義においてその行為は概ね善とされます。
一方、強盗や詐欺などの犯罪行為に手を染めてしまう人たちもいます。それは現代社会では完全な悪として断罪されます。

私たちが行うのは、企業に資本を投下して、その生み出す利益の一部を得る投資活動です。
現代社会で物や価値を手に入れるためにはほとんどの場合、お金が必要になりますから、そのお金を生み出す投資は「自分が満たされたい」という欲望と密接に関連した行為と言えるでしょう。

ここで重要なのは、欲望にのめり込みすぎないことです。欲望は暴走してもいけないし、押し殺しすぎてもいけません。
お金が欲しいからと無理を重ねれば生活が壊れますし、逆に節約ばかりで健康や心の余裕を失っても本末転倒です。

そこで必要なのは「足るを知る」ことなのだと思います。
お金持ちになりたい欲望と上手に付き合い、適度な距離感を保って乗りこなすことで、生活も仕事も投資も、節度を持って行うことができます。
それはまさに、自己管理ができる立派な大人の姿です。

少々長くなりましたが、私は「オーズ」を通じて感じた「欲望を持つことは決して悪いことではない」という考え方を、これからも大事にしていきたいと思います。

欲しいものは欲しいんです。その事実は変えられません。変えられるのは、明日の行動です。
毎日の少しずつの積み重ねが、未来の自分の欲望を叶えてくれると信じて、着実に前に進んでいきましょう。

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