退場しない強さ|長期投資に絶対必要な「握力」の秘訣

前回の記事で日経平均の行く末について悲観的な予想をしたところ、それが実現する兆候とも思われる2000円以上の下落から、週明けの日経平均株価はスタートしました。
来る4月に向けてこのまま下落し続け、50,000円を割るかどうかが、今後の投資判断に関わる重要なポイントになってきそうです。

こういった荒れ相場で重要なのは、もちろん自分のルールをいつも通り守ることですが、特に重要なのは「退場しないこと」だと個人的に思っています。

長期投資をしていれば、どんなに優れたPFでも、損失が生じる時期を通過します。それが遠い未来ではなく、いまやってきたというだけのことなのです。
こういった苦しい時期にこそ、銘柄を安易に損切りせず、保有し続ける「握力」が試されます。

もちろん、何でもかんでもひたすらに持っていればいいというものではありません。保有の前提条件が崩れたと判断したなら、迷わずに売却することも一つの立派な出口戦略です。
しかし、闇雲に売ればいいというのもまた違うと私は思っています。多少の含み損を出しても、長期的に見て「この銘柄は必ず伸びる」と思えるのなら、保有しておいた方が結果的に正解となる場合もあります。

ここで引用したいのは、デヴィ夫人の名言です。
デヴィ夫人は、インドネシアのスカルノ元大統領の第3夫人で、1965年9月30日に起きた軍事クーデターをその身で経験した他、幾度もの苦難を乗り越えてきた傑物です。
彼女はことあるごとにこのような言葉を残しています。

「私の敵がすべて死ぬまで私は生き残る」

すさまじい言葉ですが、ここに彼女の厳しい人生観がにじみ出ていると私は思います。
投資においても、地政学リスクや為替変動、世界情勢の変化など、様々な苦難が投資家に襲いかかります。
そこで退場してしまっては、それまでの苦労が何の意味もなくなってしまいます。苦境に立たされても底堅い投資を続けること、これこそが最後に成功を勝ち取るための術だと私は信じています。

この数年でいまが一番苦しいときです。ここを乗り越えれば、必ず暗いトンネルの出口は見えてくるはずです。
挫けず諦めず、地道な毎日を積み重ねて、いつか大きな成功を掴めるよう、お互いに頑張っていきましょう!

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