PAYPの持つ底力|上場後に強く買われた理由を分析してみる

PAYP分析について、第一弾の記事はこちら。
第二弾の記事はこちら。
今回は第三弾となります。

現地時間23日のPAYPの株価は、NASDAQ指数の上昇に伴って約21%と大幅に上昇しました。
ここまで上がるとは筆者も想定しておらず驚きましたが、一方で妥当な結果だとも捉えています。
今回は、このPAYP急騰について、大きく3つの理由に分けて解説していきたいと思います。

足元の業績の強さ

IPO銘柄というと、どうしても期待先行で買われるイメージを持たれがちですが、PAYPについてはそれだけではないと感じていました。
もちろん将来への期待や話題性はありますが、それに加えて足元の事業基盤にも一定の強さがあると見ていました。
単なるテーマ株ではなく、実際の業績面にも裏付けがあるからこそ、相場が落ち着いたときに改めて評価されやすい銘柄だと考えていたのです。

海外勢からの注目度の高さ

PAYPは日本国内でのシェアや知名度が大きく、日本ではすでに多くの人にとって身近な存在となっています。
その一方で、海外投資家から見れば「日本のキャッシュレス化を支える有力なフィンテック銘柄」として映る可能性があります。
国内では当たり前のように使われているサービスでも、それが海外市場では新鮮な成長ストーリーとして評価されることがあります。
PAYPには、そうした視点から資金が入る余地が十分あると考えていました。

直近の下げ相場での20ドル前後のヨコヨコ展開

個人的には、ここがかなり大きなポイントでした。
地合いが悪い局面では、多くのIPO銘柄やグロース株が大きく売られやすくなります。しかしPAYPは、そのような不安定な相場環境の中でも20ドル前後で比較的底堅く推移していました。
これは単に動かなかったという話ではなく、売りが一方的に優勢になっていなかったことを意味します。
つまり、地合いの悪さで一時的に上値は抑えられていても、需給自体はそこまで崩れていなかったと見ることができるのです。


上記の3つをまとめると、PAYPは地合いが戻るタイミングで上昇する可能性が高い銘柄だったと言えます。
足元の業績がしっかりしており、海外勢からの注目も集めていて、さらに下げ相場の中でも価格を大きく崩さなかった。こうした条件が揃っていれば、相場全体の雰囲気が改善したときに強く買われる展開は十分に考えられます。
今回の急騰は、まさにその見立てが形になったものではないかと思います。

もちろん、1日大きく上昇しただけで全てが決まるわけではありません。
今後の値動きや市場からの評価を引き続き見ていく必要はあります。それでも今回の上昇は、自分がPAYPを前向きに見ていた理由が、決して的外れではなかったことを示してくれたように感じています。
今後も、PAYPを第二の柱候補として引き続き注視していきます。

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