投資を始めて最初に気になるのは「自分の投資のやり方が有効なのか」という点です。
不安になって、ネットで色んな情報を検索する人も多いと思います。
しかし、そこには大きな落とし穴がいくつか隠れています。
今回は、初心者が投資の情報収集において大きく失敗しないための注意点を3つ紹介します。
有料の投資情報には要注意
投資を始めたばかりのころは、何を信じればよいのか分からず、有料noteやオンラインサロン、投資ノウハウ教材などに目が向きやすくなります。
もちろん、有料の情報がすべて悪いわけではありません。ネット上にも有益な情報はあります。実際に、無料で学べる質の高い解説や資料も少なくありません。
しかし、中には実際の運用実績をはっきり開示しないまま、投資初心者向けに「勝てる方法」や「簡単に儲かる方法」を売っているケースもあります。
本当に再現性の高い投資手法があるなら、それを不特定多数に売るより、自分で運用した方が効率的な場合が多いです。また、他人に具体的な投資判断を促す情報を提供することには、法的・倫理的なリスクも伴います。
そのため、実際に長く投資で成果を出している人ほど、不特定多数に対して安易に「この銘柄を買えばよい」「この方法なら勝てる」と断言することには慎重な場合が多いです。
投資初心者ほど「有料だから価値がある」と考えるのではなく、まずは無料で読める公的機関・企業IR・証券会社の解説・信頼できる書籍などから基礎を固めることが大切です。
他人が推す銘柄にそのまま乗らない
SNSやブログでは、特定の銘柄を強く推している人をよく見かけます。
その分析に説得力があると、「自分も買ってみようかな」と思うこともあるかもしれません。
しかし、他人の保有銘柄や売買タイミングをそのまま真似するのは危険です。
その人と自分では、資金量、投資期間、リスク許容度、買値、売却方針がまったく違うからです。
仮に同じ銘柄を買ったとしても、その人は利益確定している一方で、自分だけ高値掴みになることもあります。
そして、運用に失敗しても、その発信者が責任を取ってくれるわけではありません。
他人のポートフォリオや投資判断は、あくまで考え方を学ぶための参考材料です。
最終的には、自分で調べ、自分で納得したうえで判断する必要があります。
「簡単に儲かる話」には近づかない
投資の世界では、「必ず儲かる」「元本保証をうたいながら異常に高い利回りを示す」「短期間で資産が何倍になる」といった話が定期的に出てきます。
実際に筆者もそのような話に関心を持ったことがあります。
しかし、確実に大儲けできる方法が本当にあるなら、今ごろ多くの人が同じ方法で億万長者になっているはずです。
実際は、高すぎる利回りにはそれに見合うだけのリスクがあります。
ポンジスキームのように、最初は利益が出ているように見えても、あとから資金が回らなくなる仕組みもあります。
また、詐欺ではなかったとしても、仕組みを十分に理解しないまま高リスクな取引に手を出すと、大きな損失につながることがあります。筆者自身も、レバレッジ取引でうまく利益を得られず、損失だけが残った経験があります。
高リスクな投資や短期売買をすべて否定するわけではありません。
ただ、投資初心者が最初から大きなリターンを狙いすぎると、損失を抱えたときに冷静な判断ができなくなります。
まずは、少額で始めること。
仕組みを理解すること。
すぐに大きく儲けようとしないこと。
この3つを意識するだけでも、大きな失敗を避けやすくなります。
まとめ
投資初心者が最初に意識すべきなのは、「どうすれば大きく儲かるか」よりも、「どうすれば大きな失敗を避けられるか」だと思います。
有料情報をうのみにしない。
他人の銘柄にそのまま乗らない。
簡単に儲かる話に近づかない。
どれも地味なことですが、投資を長く続けるうえではとても大切です。
投資は、一度の成功で終わるものではありません。
失敗を避けながら、少しずつ知識と経験を積み重ねていくものです。
焦らず、自分のペースで学びながら続けていくことが、結果的には一番堅実な近道になるのではないかと思います。
あわせて読みたい記事
・自分が信用取引に向いているか知りたい方はこちら
→信用取引に向いている人・いない人
・実際に筆者が損をした体験談はこちら
→レバレッジ取引で失った4万円と学んだこと
→「毎日ボタンを押すだけで増える投資」に5000円入れてしまった話
・暗号資産の取引や保有についての注意点はこちら
→暗号資産初心者が最初に知るべき3つの基本


コメント